リニモテラス公益施設 2020

「土壁塗り」街と記憶に残る手仕事

2021年2月3日

お知らせ版

リニモテラス 公益施設施工WS 1

2021年1月23日にリニモテラス公益施設の建設現場にて、土壁塗り施工ワークショップを行いました。
工事関係者の皆さん、左官職人舎「蒼築舎」の松木さんや職人さんのご協力の元、市民の方が施工に参加できる場をご提供いただきました。

検温の様子

コロナ禍もあり、なかなか大きく開催できない事情もあり、限定的な人数で行いました。
参加して頂いた市民の皆さんは、親子が多かったのがモノづくりへの興味を持って頂ける特徴かなと感じました。
この施設は世代をつないで、長く親しんでもらえると嬉しいので、子供達にもふれてもらえて良かったです。

それでは、作業に入ります。
土壁塗りの前準備として、竹で壁を作ります。その準備も一部参加者の皆さんに作っていただきました。
竹を切りそろえ、柱に固定し、思い出作りにメッセージを書いて、下地は完了。

次に、壁塗りです。
壁塗りに使用する土は、長久手の土壌から出る白土と近い、豊田から掘られた白土を使い、ワラスサを加え練り上げたもの。
長久手の風土に合う壁に仕上がるように、との想いが込められました。

事前の付近の土質の調査

実際の作業に移る前に、職人さんから壁塗りの道具の使い方をレクチャーしてもらい、コツを学びます。

いよいよ、壁塗りの開始!
はじめての方も、子供たちも、楽しそうに壁を塗っていきました。
時間が来てもいつまでも塗っている子もいて、心がワクワクしたのかなと感じました。
メッセージが書かれた竹も塗り込まれ、少しだけですが市民の手仕事が施設の一部になりました。

また、土壁塗りとは別の場所で密を避ける意味もあり、土ダンゴ作りを行いました。
そもそも土には、消臭効果や調湿性も期待できる性質があり、団子状にしておけば靴に入れたり、下駄箱に置いたり、色々と活用できるそうです。
産地によって色の異なる赤土、黄土、白土、それぞれの土と少しの珪藻土、水適量を調節しながら混ぜ、あとはひたすら丸めます。
子供も大人も本気で土ダンゴをコロコロ作る姿は、心が和む光景でした。

その後、ワークショップ内では、完成に至らなかった土壁も、職人のみなさんが仕上げてくれました。
完成した土壁に、ぜひ公益施設オープン後に触りに来てください。

最後に

工事関係者の皆さん、蒼築舎の松木さんを始め、職人のみなさん、
ご協力、ご指導、ありがとうございました。

リニモテラス公益施設は、長久手市民の財産です。建つ前から話し合いを続けてきて、建てている現在も、市民が楽しく活用できればと考えています。
施工ワークショップでは、長久手に長く残る施設にモノづくりを通じて、形の残る思い出作りの場になれば嬉しいです。

今後も、月に1回施工ワークショップを予定しています。
また、気軽にご参加頂ければ幸いです。
本当に、コロナが納まって欲しいですね。

関連情報

蒼築舎 WEBサイト